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From New York

From New York by Mari Tobita #14

Knitwear Design Workshop / 短期集中講座

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アメリカではハリケーンイルマとホセの話題で持ちきりだった頃、私はアムトラックで北へ向かっていた。ロードアイランド州のブロック島というところで開催される、5日間のデザイナーズリトリートに参加するためだった。

主催者は、同島にある小さいけれど質の良い毛糸を作っているNorth Light Fiber さん(http://northlightfibers.com)、講師はDeborah Newtonさん、何冊も編み物関連の本を出版し、編み物のイベントでの講座も人気のデザイナーさんだ。

Deborah Newton先生

参加人数はハリケーンの影響を心配した参加者が2名キャンセルをしたため15人の参加で全員女性、年齢は30代から70代まで幅は広く、皆編み物に真剣だった。

宿題で6枚のスワッチを編んでいくことになっていた。まずは先生からスワッチがいかに大事かということのレクチャー、みんなのスワッチを見て回り、スワッチをデザインする上でどう使うかの説明。緩みや、袖の形、ラグランの難しさ、ファイバーの違いとドレープの違い等、普段なかなか深く聞けない話がどんどん出てくる。

先生のスワッチの一部

皆が自宅から持ってきたセーターを見ながら、着やすくするためには、体に合うためにはどうするかの勉強。アメリカは体が大きい人が多いので、とても参考になった。持ち寄ったセーターを参考に製図を書く。それを参考に宿題のスワッチの中からステッチパターンを選んで、どうやって形にするか、編み地の厚みは、フィット感はと検討した。

最終日のワークショップは、ハリケーンのために運休になっていたフェリーが再開したと喜んだのもつかの間、いつまた運休になるかわからないからと午前ん中の講座を早々に切り上げて、あたふたと帰り支度となった。まだまだ聞きたいことがたくさんあったのに〜と思いながらも、自然には手向ない。

荒れた海

帰りのフェリーは揺れに揺れ、酔止めを飲んでいてもちっとも効かず寝ることもできず、ただただフェリーが本土へ着くことを祈っていた。無事に本土へ到着しホッとしてから、タクシーでアムトラックの駅へ、予約していた列車を6時間も待ちたくなかったので、早い列車に変更。無事に帰ってきた。 とっても充実感のある経験だった。フェリーは辛いけれど また参加したい。

食事は美味しかった、朝から一匹丸ごとのポーチドサーモン、畑から採ってきた野菜やお花が並ぶ。夜は島内の有名レストランでコース料理。

朝ごはんのポーチドサーモン

イベントで、半日や1日のワークショップもいいけれど、じっくり学ぶには数日のワークショップが良いと思った。

PROFILE

Mari Tobita

北海道教育大学札幌分校特美卒。1996年に米国に移住。舞台や映像のパペットデザイナーとして働く。2002年よりNY在住のニットデザイナーShirley Paden氏に師事。2005年よりオリジナルデザインを発表。Vogue knitting、Interweave knits他に掲載。

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