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愛知県の伝統工芸 有松・鳴海絞り

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名古屋駅から名鉄名古屋本線で約20分のところにある、有松(名古屋市緑区)。駅を出て南側に、古く立派な商家の美しい町並みが広がります。有松は昨年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。以前より行ってみたかった「有松・鳴海絞会館」へ行ってみました。

「有松・鳴海絞会館」は、1階は衣類や雑貨の販売、2階は絞りの展示などがされ、絞りの歴史や魅力がギュッと詰まったところです。

名古屋友禅と有松・鳴海絞りのコラボ。名古屋城本丸御殿の「竹林豹虎図」。

現在、知多半島や岡崎などで、絞り加工の内職が行われ、有松でその持ち寄られた括り布を染色して全国に卸しています。有松・鳴海絞りは、全国の絞り生産地のうちの90%以上も占めています。

有松・鳴海絞りの工程は、すべて専門職の手を経て分業で行われます。
① 柄(図案)の決定
② 型彫り・・・図案に合わせて型紙に彫ります。
③ 絵刷り・・・生地につゆ草など、後で水洗いして落ちる染料で絵を刷ります。
④ 絞り(括り)加工・・・絞り技法はおよそ100種類。技法は「一人一芸」と言われ、そ れぞれ専門の括り職人が分業しています。
⑤ 染色
⑥ 糸抜き・・・完全に乾かしたあと、括った糸をときます。
⑦ 仕上げ・・・手湯のしにして製品に仕上げます。

長寿で知られた、きんさんぎんさんも、内職で括りの工程に携わっていました。手先を 動かすことは長寿の秘訣なのかもしれませんね!

実演をしている職人さんの見事な手つき!毎年6月第1土曜日、日曜日に「有松絞り祭り」が開催されることなど、色々と教えてくださいました。

絞り職人の高齢化もすすみ、伝統の衰退を危惧し、平成22年から後継者育成に力を入れています。若手女性ユニット「まり木綿」をはじめ、若い作家さんたちが活躍されています。

伝統を残していくには、現代の人たちに受け入れられなければなりません。
子どもの将来なりたい職業ランキングにユーチューバーが入っている現代、伝統を残す貴重な役になろうと手を挙げる方々を応援したいと思いました。

 

有松・鳴海絞会館(有松絞商工協同組合)http://www.shibori-kaikan.com/ 〒458-0924
愛知県名古屋市緑区有松30084番地
TEL:052-621-0111
FAX:052-621-6051
開館時間:9:30~17:00(実演は16:30まで)

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