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From New York by Mari Tobita

From New York by Mari Tobita #10

Black / ニューヨーカーが好きな色

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毛糸を販売している友達から「今度ニューヨークへ毛糸を売りに行くのだけれど、ニューヨーカーが好きな色は“黒”と聞いたので、どのくらい黒い毛糸を持って行ったらいいだろうか。」と聞かれた。黒の糸はオシャレだけれど編み目が見にくくて編みにくい。だからそんなに黒の糸だけ売れないだろうと思ったので「黒を少し多めにいろんな色を持ってきたら。」と助言した。結果的には私の予想は見事に外れて黒が早々に売り切れたそうだ。手編みでの黒のものはあまり見かけないけれど、いったい誰がどこで編んで着ているのだろう。 たくさんの人が黒を着ているのは確かで、100%黒ってことはないけれど全体の60%くらいであとは違う色だろうと思う。今は冬だからダークグレーを含めると75%くらいの人が黒っぽいものを着ているのではないかと思う。 想像していては実際が分からないので、本当にそうなのかと人の集まるところへ行ってみた。グランドセントラルステーション、ここは大きな駅で通勤客を中心に多少の観光客がいるはずだ。圧倒的に黒が多いように見えるけど照明が暗いからひょっとしたら濃い茶色とか濃紺が黒に見えているかもしれない。時折赤やオレンジが見えるけれど黒っぽい色を着ている人がとても多い。 メトロポリタンオペラはどうだろう。最近服装がカジュアルになってきたけれど車で来る人たちも多く、キラキラした服地も含めてやっぱり黒が多い。男性は黒のコートが多いしタキシードは黒。女性は黒のコートというよりは黒でないコートに黒いドレスかな。 有名ブティックが並ぶソーホーは観光客が多いので、こちらは他の場所と比べて黒の量が少ない。 イーストビレッジはと言うと学生が多いので、ちょっと他と違うかなって思ったけれど黒のTシャツに黒のジーンズ、断然黒が多い。 不思議だと思ったのはどこのお店のショーウィンドーにも黒い服はほとんどない。でも売り場には結構あったりする。ショーウィンドーには出したくないけれど、売れるから売り場にはあるってことかしら。 ということで、結論はニューヨーカーの一番好きな色は黒となりました。

PROFILE

Mari Tobita

北海道教育大学札幌分校特美卒。1996年に米国に移住。舞台や映像のパペットデザイナーとして働く。2002年よりNY在住のニットデザイナーShirley Paden氏に師事。2005年よりオリジナルデザインを発表。Vogue knitting、Interweave knits他に掲載。

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