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From New York

From New York by Mari Tobita #1

Yarn Bombing

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こんにちは、ニューヨークから編み物を中心にハンドメイド事情をお知らせできるチャンスを今回いただきました。 第一回目はYarn Bombing / ヤーンボンビングという毛糸を使った インスタレーションを紹介しようと思います。基本的にはグラフィティー(落書き)の一種です。 毛糸の編み地を使っていることから簡単に撤去できるので、違法行為ではあるのですがわりと大目に見てもらえています。 よく目にするのは路上にある物を編み地で包む、例えば、ベンチとか、木の幹とか、フェンスとか、大掛かりになると車やバス、家一軒を包んでしまうこともあります。建物や道路の穴やひび割れに押し込んだり、階段や広場に敷き詰めたりもします。最近は公共の建物の内部から、バスや地下鉄のシートなども対象となっています。 自分の家のドアノブを編み地で包んでもヤーンボンビングにはなりませんが、お隣の家のドアノブをこっそり包むとヤーンボンビングになります。そういえばお地蔵さんの赤いキャップはどうなんでしょうか? 作品には強いメッセージが込められていることもあれば、人を驚かそうとか、楽しいからという理由で作られることもあります。大きくなればなるほど編み地を作るのにもどこかに取り付けるにも時間と労力がかかるので、グループで作品を作ることもあります。取り付けは「こっそり大急ぎで」というのがお約束になっているようで、いつの間にか知らないうちに突然現れます。 自分が作ったものが雨風にさらされるなんて気の小さい私にはできるかしら? でも面白いかもしれません。こっそり人目を忍んで街路樹に編み地を縫い付けて、 誰が気がつくか見てみたい気もします。 さて、写真はイーストヴィレッジのアベニューCで見つけたヤーンボンビングの作品。かぎ針で編んでワイヤーフェンスに取り付けてあります。 この作品はLondon Kayeさん(http://www.londonkaye.com)とFrank Apeさん (http://www.sinesart.com) のコラボレーションだそうです。

PROFILE

Mari Tobita

北海道教育大学札幌分校特美卒。1996年に米国に移住。舞台や映像のパペットデザイナーとして働く。2002年よりNY在住のニットデザイナーShirley Paden氏に師事。2005年よりオリジナルデザインを発表。Vogue knitting、Interweave knits他に掲載。

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