Happy Life with Handmade

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INTERVIEW
人気作家インタビュー

interview #2

パリ在住の人気ブティ作家 こだわりの道具や収納は

中山久美子ジェラルツ

─ いつ頃からこちらのアトリエを使われていますか?

7、8年前です。でも、もうすぐ引っ越してしまいますが…。

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─ こだわりの道具があったら教えてください。

KAIのハサミ
日本製のステンレスのハサミ。軽いカットワーク用に使っています。

ノージョンのハサミ
刺繍用のハサミは、フランス製のノージョンのものを使っています。先にランティーユと言われるマメがついているので、余計な繊維を切りません。

つめ棒
浅草の櫛屋さんで購入したツゲの小さなバチ型簪(かんざし)を使っています。小さくてきれい。先はヤスリで使いやすいように加工するとよいです。

楕円の刺繍枠
大きい作品縫いに大活躍します。

シルバー角あり指ぬき
ブティ仕様のオリジナル。穴をあけてネックレスにしています。

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─ こだわりの収納があったら教えてください。

旅行の多い私は、持ち運びが便利な小さなお裁縫箱を使っています。必要最低のお道具がぴったり入ります。眼鏡ケースも持ち運び用の収納として利用しています。これはキルト糸を引き出すときに、入れたままでよいのでとても便利。お試しください。

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─ 中山先生はどんなきっかけでブティを始めたのですか?

オートクチュールの仕事をしていたのと、本の写真(アンティークの作品)に惹かれて。

─ ブティの楽しみを教えてください。

「白い布の彫刻」と言われるブティは以外とシンプル。基礎さえマスターしてしまえば簡単に楽しめる手芸です。二枚の布に凹凸を表現するためコーディングを施します。「私は手芸家ではないんです」といつも自己紹介してしまいます。手芸の分野に入るのでしょうが、私の感覚で「手芸をしている」と思った事がないのは、絵をかくような、彫刻をするような感覚で手を進めているからに違いありません。

─ 作品制作の際の息抜きはありますか?

自家製のクルミ入りクッキーをいただきます。

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─ これからブティをはじめようと考えている方に、どんなHAPPY LIFEが待っているのか教えてください。

精神安定。寝る前の読書より気持ちが豊かで落ち着きますよ。

トップメイン写真 「フランスの針仕事 ブティ 布の彫刻」(日本ヴォーグ社刊)より 撮影:宮本敏明

PROFILE

中山久美子ジェラルツ(なかやまくみこジェラルツ)

ブティ作家、テキスタイル・インテリアデザイナー。15年ほど前からブティのクリエーションを手がけ、フランスの伝統に新風を吹き込み、ニューヨーク、日本などで活躍。伝統技術を残すために、日仏で教授・著作活動をしている。

ヴォーグ学園の担当講座
(ヴォーグ学園WEBへ)
名古屋校 中山久美子ジェラルツ監修 フランス伝統手芸ブティ
心斎橋校 中山久美子ジェラルツ監修 フランス伝統手芸ブティ

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